小樽では有名なガラス会社である「北一硝子」前身の浅原硝子は1901年に創業し、石油ランプの製造を始めた。
その後、小樽運河地区の観光産業が再開発に伴い、観光客向けのガラスギャラーの開設で照明製造販売からガラス器の販売業への業態転換に成功した。
堺町通り商店街にある北一3号館、北一プラザと直結し、
コナンのオープニングシーンみたいなミステリー感のある石壁の向こうは
今回紹介したいのは北一硝子が運営しているカフェ「北一ホール」
入店したら普通のカフェより暗い空間なーと思って、よく見たら店内照明は石油ランプのみ。天井のシャンデリアから卓上のライトまで全部石油ランプで、計167個もあるようだ。
また、開店時に入店したら点灯作業も見学できるらしいよ。こんな映画っぽいスペースが出来上がった瞬間を目にすることを想像するだけで感動する。
炎の揺らぎでロマンチックな雰囲気が漂っているが、少し石油の匂いもする笑。
入り口で注文し、カウンターで受け取ってから席を案内してもらうパータン。電子マネーが使えるのが助かる。
北一ホール定番の「ミルクティソフトクリーム」を注文。秘伝のレシピに忠実に北海道牛乳で茶葉を煮出して作るロイヤルミルクティを使用。
牛乳の香りとお茶のコクがバランスよく、甘すぎずあっさりした。
ゆらゆらと輝くランプの灯りを見ながら美味しいスイーツを味わえる癒しのある幻想的な空間だ